INTERVIEW

#01

理想の間取りから生まれた、理想のライフスタイル

SPEC

建築場所
栃木県
家族構成
夫婦二人+お子様二人+犬

広々とした土地に合わせて、
2階建てから平屋に変更

ウッドデッキから見渡せる大きな庭。家の裏手には家庭菜園があり、夏の収穫の名残が見られます。この豊かな土地に建つ平屋住宅が、I様とランド・フォレストが力を合わせてつくり上げた“理想のマイホーム”です。

お子様が小学校に上がる前に建てたいというお考えがあったI様ご夫婦。「最初はまず僕が行ける限りのハウスメーカーを回りました。そのなかでランド・フォレストの平屋モデルハウスを目にし、家の広さやデザインなどがイメージに近かく心惹かれたんです」という旦那様。そして奥様とご一緒に改めて訪れ、お二人で「こういう家がいいね」とランド・フォレストで建てることを決められたそうです。

当初、奥様は二階建てをイメージされていましたが、土地に合わせて平屋のプランを検討することになりました。「この土地に二階建てを建ててしまうと、庭が広すぎて持て余してしまうと思ったんです」と、朗らかに笑ってお話しくださる奥様。「長く住むことを考えれば平屋にはたくさんのメリットがあると設計士さんにも背中を押してもらい、平屋に決めました」。

奥様は「平屋にしてよかった」と楽しそうにお話しくださいました。

大きな勾配天井にできたもの平屋にしたからこそ。

広い敷地が生かされた庭と建物のバランス。

間取りにしっかり残された、大切にしていた「理想の家」への想い

「二階建てが平屋に変更になっただけでなく、打ち合わせの中で家の間取りもどんどん変わっていきました。最初に『こういうのがいいんですけど』と自分が持っていったプランと、今の家は全然違いますよ」。旦那様は家づくりを始めた頃を振り返って、こう語ります。

奥様は「始めはトイレと洗面を2か所に作ろうと思ってたんですけど、ランド・フォレストさんが生活動線とかを考えたうえで、グルグル回れる回遊性を重視した今の間取りのほうがいいんじゃないかって提案してくれました。実際住んでみて、あのとき提案してもらえてよかったと実感しています」と、住み心地に満足そうなご様子でした。

「でも、どうしても譲れない自分たちの理想は、ちゃんとこの家の設計に残してもらいました。とにかく『家族が一緒に過ごすLDKは大きくとりたい!』と考えていたんです。広々としたリビングに家族みんなが自然と集まる、というのが自分の中の理想でしたから」。大きな窓から日の光が降り注ぐI様邸のLDKは明るく開放的。ご夫婦が思い描いたとおりに、ずっとここにいたいと思う心地のよい空間となりました。

それ以外にも、奥様には家づくりの当初から「生活動線にこだわりたい」とお考えがありました。「仕事に復帰すれば、家に帰って料理をして洗濯をして…というのが毎日のことですから。とにかく動きやすい間取りを考えていました」。

I様邸はランドリールームで洗濯ものを干して、すぐに隣接するウォークインクローゼットにしまえるようにするなど、家事ストレスを減らす工夫がされています。「生活動線に関しては、ランド・フォレストさんにプロとしてのアドバイスをもらいながら、一緒に作り上げていきました」。家事をする空間同士を近づけたり、収納を増やして片付けやすくしたり。担当者と奥様とで実際に使うときのことをイメージしながら、理想の間取りを練り上げていきました。

広いランドリールームには家族が並んで身支度ができる洗面スペース。家族の予定などを貼っておけるニッチも取り入れてよかったところ。

真剣に取り組んだからこそ叶った、理想の我が家

「家は一生に一度の買い物ですから、打ち合わせでは妻も私もつい力が入ってしまいました。お互いの希望がうまく噛み合わなくて、どちらも譲らずに意見を戦わせたこともありましたね」と奥様と顔を見合わせる旦那様。奥様は笑いながら「そうですね。でも不思議と家に帰るともうその話はしないんですよ。打ち合わせではランド・フォレストさんが一緒にいてくれたから言いやすかったというか…それぞれ好きなように要望を言っても上手くまとめてくれるという安心感があった気がします」とお話しくださいました。

「打ち合わせが今日で最後というとき『もう来られないんだ』と思って寂しかったのは今もはっきり覚えています」と旦那様は語ります。「家づくりの思い出を振り返ると、思い浮かぶのはランド・フォレストさんとの打ち合わせ。力を合わせて、徹底的に理想の家をつくり上げていったという満足感があります」。

そうして完成した家に実際に住んでみての感想をお聞きすると「生活そのものがガラッと変わりました。この家ができてからは、自然と家で過ごすことが増えたんです。家が広くなって友達も呼べるようになりましたし、お天気の良い日にはお庭で土いじりもしています」と教えてくださいました。

「賃貸に住んでいた頃は、休みのたびに外出してましたから。やっぱり狭いですし、ずっと家にいると息が詰まるというか」と、お2人で顔を見合わせ苦笑いをする場面も。

家の中で奥様が特に気に入っておられるのはキッチン。「家の中を見渡せるところがいいなと思っています。子どもが遊ぶ様子を見守ることもできますし、以前は料理が好きではなかったんですけど、キッチンに立つのが楽しくなりました」。広々としたキッチンで、ご夫婦並んでお料理されることも多いそうです。

一方、旦那様のお気に入りは、すっきりとした統一感のあるリビング。内装に合わせたソファやローテーブルが置かれています。家具のほとんどは、以前のお家で使っていたものだそうですが、木目をメインにしたリビングの暖かい雰囲気にしっくりと馴染んでいます。

一つの大きな空間を形づくるリビングとダイニングとの間には、実はさりげなく段差がつくられています。「段差でエリアを区切るというアイデアをインスタグラムで見かけて、すぐに設計に取り入れてもらいました」と奥様。「いいなと思ったものを、すぐに形にしてもらえるのが嬉しかったですね」。

ご夫婦が憧れていたグラフテクトのアイランドキッチンを採用。

ストックがたくさん収納できるパントリーも家事を楽にするポイント。

愛犬も広く明るいリビングで嬉しそうに遊んでいます。

数年後、数十年後のご家族の幸せを見据えて

そんなリビングの片隅には、ランド・フォレストがご提案する「セカンドスペース(二次的休息空間)」の一つ、シンプルなデスクがついたスペースが設けられています。現在はパソコンが置かれていますが、ゆくゆくはお子様の勉強机にしたいそう。リビングの一角にありながら、柱で視線を遮ることで集中できる空間になっています。

また広々とした庭につながる憩いのデッキも、「セカンドスペース」の一つ。これから芝を整えたり日除けを付けたりしていくご予定だとか。「今は植栽を選んでいるところなんですよ」とお話しされる奥様の笑顔から、ワクワクする気持ちが伝わります。

床材と同じく無垢材を使ったワークスペースは、ほどよい篭り感が心地よい場所。

「庭といえば、今後は家庭菜園にも力を入れたいですね」と言う旦那様の視線の先には、裏庭に広がる大きな畑が。「この夏はナスとかキュウリが山ほど獲れたんですけど、あまりに多くて食べきれませんでした。来年はまた違う野菜にも挑戦しながら、これから畑で何を育てるのかゆっくり考えていきたいなと思ってます」。

平日は機能的なキッチンやランドリースペースで家事を効率的にこなし、休日は明るく開放的なリビングに家族が集まるI様邸。そして晴れた日には青空の下、ご夫婦で広々としたお庭や畑の手入れを楽しんでおられます。理想の間取りから生まれた、ご夫婦の理想のライフスタイル。思い描いたとおりのマイホームで、これからもご家族みんなが幸せいっぱいの時間を過ごされることでしょう。

外観は温かみのあるグレーをメインカラーとし、木目をや窓枠のブラックをアクセントに加えました。