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今回はLFの構造をご覧ください!

Category
現場レポート
Date
2015.8.30

こんにちは!
ようやく暑さも通り過ぎてまいりました。
と思いましたら、なんだか寒くないですか?
最近太陽もあまり見ていないような・・・
皆様体調管理には充分に気を付けてください。。
さてさて、今回は久しぶりに”LFの構造”について
ご覧になって頂きたいと思います!!
毎回デザイン的なことばかりでしたので、まさかLFは
”デザインonly”の会社というイメージとはなっていない
でしょうか??
とんでもございません!!
LFは一に、性能 二に、デザイン という事で、高性能住宅を
追求致しております。
それでは、まずは基礎からご覧ください!
この様な、丈夫そうで美しい基礎はご覧になったことは
ございますか?

基礎は、建物の荷重を全て受けます。上部の構造が
いかに強くても、基礎がしっかりしていないと十分な
耐久性には至りません。
金物の長い方が、ホールダウン金物と呼び、基礎、土台、柱を
緊結します。短い方が、アンカーボルトで、基礎と土台を固定します。

立ち上りの幅は16センチとし、かなり厚みが感じられますね。
よく何階建てを建てるのかと、質問が出るくらいです。。

次は、断熱性ですね。家の下からの冷気をシャットアウトする
為に、発泡系の断熱材100mmを入れて、更に気密シートを
一面に被せ気密性を確実なものとしております。
これにより、冬場の足元の冷えはなくなります。

こちらは、棟上げの様子です。大体1日で屋根の高さまで
組み立てます。やはり、木造の現場は見栄えがいいですよね。。

2階の荷重を受ける梁の太さが際立ちます。
また、下には断熱材の梱包がありますね。これから
壁の断熱材の施工ですね。

2階の小屋組みの風景です。
屋根が切妻なので、上部がとても高く見えますね。

当社では、国産のヒノキの土台と柱を利用している
ので、シロアリの害はほぼございませんが、念のために
防蟻処理を土台の下端から1m施しております。

先ほどご案内した、ホールダウン金物の設置された
写真です。これがしっかり入った家は、大地震時に
倒壊が無かったと言われております。

リブ金物です。こちらは、柱と梁、柱と土台を緊結
します。当社では、柱の全数こちらを設置しており、
災害時に確実な軸組強度を発揮させております。

こちらは、火打ち金物です。災害時に、建物の
ねじれを防止してくれます。

こちらは短冊金物です。梁と梁を結合する金物です。

こちらは、壁の断熱材(高性能グラスウール)を隙間なく
充填したところです。当社はこの断熱性を重要視しております。

さらに、断熱材同士の隙間をなくすため、黒い気密テープ
で目張りまでしております。なかなかここまでやっている現場は
少ないと思います。

一階の天井ですね。吸音性を高めるため、断熱材を敷き詰めて
おります。また、2階の音が直接下階に伝わりにくくするため、
独立天井としております。

木完ですね!後は、クロスを貼ったり、内部設備を設置して
完成になります。

如何でしたでしょうか?今回は施工を中心に、色々なノウハウや考え方を
お伝えさせて頂きました。
やはり、現場においては一つ一つの工程を確実に施工していくことで、災害時
に安心して暮らしていただける住まいになります。
今後もLFでは、”ハイスペックな性能+素敵なデザイン”の両立した住まいを
提供させて頂きたいと思います。
それでは、また次回の更新を楽しみにお待ちくださいませ!!