ブログをご覧いただきありがとうございます。
最近、急な冷え込みが多くなり、2月らしさを感じています。
寒ければ寒いほど暖かい食べ物が美味しくなりまして、体重計に乗るのが怖くなる今日この頃です。
今回はA様邸、大工工事中の現場を紹介をさせていただきます。
お家の建て方(柱や梁などの木材を組み上げる作業)が終わってから、数日後の現場写真です。
現場管理として従事していく中で、常日頃見ているはずの風景ですが、それでも新鮮な気持ちになります。
垂直方向の力を支える柱や水平方向の圧力に耐える梁など、木材1本1本に意味があり、構造の美しさがそこにあります。
大工工事中には、他の工事も絡んできます。電気配線の工事、水道給排水管工事、エアコン配管の工事……。
特に電気配線はコンセントにスイッチ、照明など、お家全体にケーブルを張り巡らせるため、大変な作業です。
本当にお疲れ様です。
次が、軒天(軒先の天井部分)の施工写真です。木目調が一面に広がり、温かみと落ち着いた雰囲気が出ています。軒天は、その構造ゆえに大事な役割を持ちます。いくつか挙げますと、1つは外壁劣化の抑制・防止です。雨水の吹込みや直射日光を遮ることで外壁へのダメージを軽減します。
火災・もらい火による屋根への延焼防止も大きな特徴です。ほとんどの軒天材は燃えにくい不燃材料で、軒天材がなければ屋根裏に火災が広がり、屋根全体が焼け落ちてしまいます。お家を守る、大切な一要素です。
最後に、屋根工事の施工写真と完成写真です。防水シートを全面に敷き、屋根材を配置する、その2つが主な工程になります。
緑色の部分が防水シートであり、紙や不織布などにアスファルトを染み込ませたものが「アスファルトルーフィング」、そこにポリマーやゴムなどを加え高性能にしたものが「改質アスファルトルーフィング」です。
当社では耐久性、止水性の観点から「改質アスファルトルーフィング」を用いています。1mmほどの厚みがあり、触ってみると固く、雨水が当たっても容易に染み込まないことが感じ取れます。
その上に屋根材(A様邸はスレートの屋根材を使用)を隙間なく配置して、屋根完成となりました。
今回は屋根まわりについて重点的にご紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
来月もまた、違った施工内容を紹介していく予定なので、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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