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生産Gより現場のご紹介【吹き抜け】

Category
現場レポート
Date
2016.9.15

こんにちは。 月半ばになりましたので、生産部から”建築ノウハウ”のご紹介をさせて頂きます。
今回は、”吹き抜け空間”をご紹介をさせて頂きます。
ご周知の通り、大きな吹き抜けは床が無い分、地震の水平力により”ねじれの力”も加わるので、
構造上とても注意が必要になります。
ディテール的ではありますが、ブログ限定でランドフォレストの施工技術を少々公開させて頂きます。

まず始めに、吹き抜け廻りの「大きな梁」と「水平力に強い剛床」の組み合わせ。
①剛床(強い床)を設置することで、地震による横の力をスムーズに家全体の耐力壁をつたい地盤に逃がします。
②吹抜に使う梁(横の柱)は、「家の荷重」と「強風や地震の横方向の力」にもしっかり耐えられる大きな寸法の梁を使用します。
③更に構造計算を行い、必要に応じて2階天井にも従来の「火打梁」に加えて、「剛床補強」を行うことも有ります。

剛床補強を小屋裏から見た写真
今回の物件では吹き抜けとラウンジが一体となった「オープンスペース」でしたので
剛床補強が大きな面積になり、下から見上げると圧巻です。

剛床補強を1階から見上げた写真
枠組壁工法(2×4)をご存知の方は、理解しやすいと存じますが、
「軸組工法+枠組壁工法」の長所を合わせた、「L.F.ハイブリッド構造」が、
当社の標準仕様となっております。
これが、大空間の構造を極力安全に建築する、当社の優れた技術になります。
今回はこれで以上になります。
ご興味のある方は、構造現場の見学をしたいと、是非お気軽にお申し付け下さいませ。
ブログに載せきれない、いろいろな隠れた発見をご体感くださいませ。
それでは今回はこの辺にて失礼させて頂きます。有難うございました。
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